シークレットルーム

かつて誰宛にでもなく書いた記憶の告白を、瓶に詰めて流したのでした

夢の岸辺に流れ着いたそれの栓を抜くと、うんざりするほど鮮明に、気持ちとやらは蘇るものです(どうせ忘れてないことが多いのでおんなじことなのかもしれませんが。悲しいことに)

 

滞った時分の関係性の浅はかさのせいで、映像の中の僕らも、秘密の共有に躍起になっていて、胸を張れるようなことは何1つなかったので、呆れて笑ってしまったのですが、正にそれこそが望んでいた姿だったのかもしれません。

 

誰にも見られない部屋に逃げ込んで、誰にも見せられない姿になる2人が今夜も何処かに。